「球磨焼酎」 大感謝祭に感謝!



先日、熊本県人吉市の球磨焼酎酒造組合と東京球磨ひとよし故郷会が
主催されました「笑顔で乾杯!みんなの球磨焼酎 大感謝祭」に参加
して参りました。

第1部は、パネルディスカッション「球磨焼酎の魅力」では、
改めて「球磨焼酎」の奥深さを学ばせてもらいました。




まず、一つは「球磨焼酎」は地名を冠することを、
WTO(世界貿易機関)によって、地理的表示の産地指定を受け
正式に世界に認められている、数少ないブランドだと言うことです。

つまり、「球磨焼酎」は
ウイスキーのスコッチ、
ワインのボルドー、シャブリ
ブランデーのコニャックと肩を並べる
米焼酎のトップブランドだと言うことです。

さらに、もう一つには、戦国時代に大陸から人吉に伝わったという歴史です。
以来500年、最も古い伝統を守り、杜氏たちの焼酎づくりの情熱と
誇りを胸に、今も技術が引き継がれ、磨かれ続けていると言う。

「球磨焼酎」とは、
米と球磨川の伏流水である地下水のみを原料として
発酵させたもろみを、人吉球磨で蒸留し、
一切の添加物を加えず瓶詰めした焼酎だけに
許された名称なのだと言います。

第2部は、参加蔵元13社の約26銘柄に及ぶ「球磨焼酎」を
美味しい和食とともに、実際に堪能させていただいた。



会場には、球磨焼酎特命大使と呼ばれる方が、
参加者と参加者を、参加者と「球磨焼酎」とを出会わせてくれる
などの気配りも大変有り難く思いました。

入り口の近くには、有名な熊本県のゆるキャラ・くまもんや
湯前町・ゆっくん、五木村・いつきちゃん、が会場を
盛り上げていました。



昨今は、地方創生の話が日本各地で盛り上がっていますが、
今回は、人吉の「球磨焼酎」ブランドを最大限活用した
地域活性化の力強い姿を目の当たりにして、
地方創生のアイディアやあり方を考える良いきっかけになったと思います。