12月8日、ミャンマー連邦共和国からカヤー州の首相と共に
3大臣(電力・工業大臣、経済・計画大臣、民族・教育大臣)など6名が、
私が理事長を務める社団法人SBS国際産業人材育成センターの招聘で
初来日されました。
4泊5日の短い滞在ではありますが、
日本の政治・経済・社会を様々な議論と交流を通じて
見て頂こうと思い、いくつかの訪問先を選定しました。
日本での滞在期間中は、あいにく衆議院の総選挙の最中でもあり
日本側の大臣・副大臣等の政治関係者との懇談はセット出来ませんでしたが
執行行政機関である霞が関の各政策担当者への表敬及び意見交換を
行うことが出来ました。
外務省、国土交通省、法務省、厚生労働省、農林水産省との意見交換は
今後のミャンマーの成長、発展に大きなヒントになったではと思います。
さらに、JICA、JOGMEC、日本財団、毎日新聞、テレビ東京、NHK
などミャンマーと日本をつなぐ重要な企業・団体への訪問は、
首相来日を受けて、双方に大きな意義をもたらしたことと思います。
毎日新聞での取材やインタビューも、とても好意的で、
「アジア最後のフロンティア」ミャンマーの魅力と可能性を、
首相へのインタビューの記事を通して、引き出してくれたと思います。
今回の来日の大きなポイントに、日本の産業界で期待される
ミャンマー人材を紹介しつつ、他方で、実際にミャンマー人の
働いている現場を首相らに視察して頂き、さらに多くの人材を
日本への供給を可能にしていく体制づくりを、早急に両国で築き上げていく
ことを狙いにしています。
そのためには、両国の担当者間に相互信頼と理解がなければ
成立しないと確信し、我々の今回のミャンマーの首相招聘に至ったわけです。
日本とミャンマーの友好親善を願うとともに、
双方の国の発展と国民の幸せに、微力ながら
少しでも貢献できたら本望であると、心から思います。