ミャンマーのU Khin Maung Oo首相に同行して



12月8日にミャンマー カヤー州のU Khin Maung Oo首相が来日され、12日に帰国されるまで
全日程に同行させて頂き、私自身も大変良い経験をさせて頂きました。

前半は、前回書かせて頂きました通り、政府行政機関や政府系機関、
毎日新聞、NHKなど報道機関を訪問させて頂きましたが、
後半は、静岡県富士宮市に行かせて頂き、須藤秀忠市長や市議会への表敬、
商工会議所や工業団地を視察いたしました。



さらに、浜松市・湖西市に移動し、しっかりと日本企業で働いている
複数名のミャンマー人技能実習生との直接面談を、首相や大臣として頂きました。
ここでは、忌憚のない意見交換をミャンマー語でやり取りして頂き、
日本で働くミャンマー人の本音を率直に語って頂くことで、
ミャンマーの政府指導者に直接その声を届けられたと思います。



翌日は、東京商工会議所の特別顧問の今野由梨ダイヤルサービス株式会社社長を
表敬訪問したところ、従業員の皆様と心のこもった歓待を頂いた。
首相らも本当に嬉しそうなのが印象的でした。
その後、ミャンマーへの関心が高く、以前ミャンマーセミナーを企画開催して
頂いた、日刊工業新聞本社を訪ね、記者のインタビューや同社の井水治博社長
との懇談を和やかにさせて頂いた。

また、夕方には、特定非営利活動法人 土砂災害防止広報センターの
山本賢一郎理事長に参加して頂き、日本の防災対策やミャンマーの土砂災害
への取り組みについての話を首相に説明して頂きました。

日本滞在中は、秋葉原や御徒町を案内したり、ミャンマー人の大好きな
富士山や鎌倉の大仏を見に行ったり、東京スカイツリーに登り東京の夜景を
満喫するなど、日本社会を堪能したことと思います。

最後の日本の夜は、美味しい焼き鳥を片手に、首相や大臣らと一杯飲み交わし
ながら、日本とミャンマーの将来を語り、末永い友好親善を誓い合いました。