先日、最正山覚林寺というお寺を参拝しました。
このお寺は、釈迦牟尼仏を本尊としているのですが、
さらに、豊臣秀吉の家臣で武功の高かった「加藤清正公」をも
一緒にお祀りされております。
5月5日の端午の節句の際に行われる風習として、古くから葉菖蒲を利用して
邪気を祓うために菖蒲を使軒先に吊るしたり、
菖蒲湯に入ったりとしたりしますが、
この日を「清正公大祭」として、武運の強かった清正公にあやかって
「菖蒲」と「勝負」をかけて、菖蒲の入った「勝守」が授与されるのです。
人生の様々な苦悩に打ち勝ち、幸運に恵まれますよう、
すべての「勝負に勝つ」という意味を持つお守りだそうです。
江戸時代から続く風習を体験しながら、
加藤清正公にあやかり、自分の人生の勝負事に打ち勝つために
私も「勝守」を頂いてきました。