先日、ミャンマー経済・投資センター及びミャンマー工業省中小企業総局、
マンダレー管区商工会議所が主催する企業マッチング及び中小企業セミナー
において、日本での技能実習制度を活用した人材育成について発表する機会を、
我々のSBSグループとして頂き、参加された日緬両国の関係者に大きな関心を
寄せて頂きました。
セミナーには、マンダレー商工会議所のU Aung Than会長をはじめ、
工業省中小企業総局の方々が出席され、ミャンマー側からの発表として
「ミャンマーにおける中小企業政策の進展」「マンダレーへの投資機会」について
話をされました。
一方の日本側は、これまでの日本の経験としての「中小企業の発展の在り方」
についてミャンマー経済・投資センターの米村理事長から説明があり、続いて
中小企業金融やミャンマーにおける中小企業の支援事業について、商工中金、
JICA、JETRO等からの説明がありました。
そして、最後の説明として「ミャンマー人材の育成と提案」として、我々が
行っているミャンマーでの人材育成や日本の技能実習制度を活用した両国の
企業及び商工会議所を中心とする新たな提案を、SBSホールデイングス代表の
渋谷と糸魚川商工会議所の田邉副会頭より、今回参加された日緬両国の関係者
に話をさせて頂きました。
我々が行う事業内容の発表に対して、その反響は大きく、参加された日本企業
のみならず、マンダレー商工会議所やミャンマー工業省中小企業総局からも
一緒に取り組んでいきたい旨の話を頂きました。
労働問題は、日本であれミャンマーであれ国家の最優先課題であり、雇用問題を
含めた国際社会の大きなテーマとして、両国の政府関係者に再認識して頂く良い
機会となったと思います。