内閣府・子供の貧困対策フォーラムin 東京


先日、内閣府主催の子供の貧困対策フォーラムに参加してきました。
一億総活躍社会をうたう政府は、未来に向けた投資として、子どもの貧困対策を
看板政策に掲げています。
事実、日本財団と三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる推計によると、
現在15歳の子供のうち貧困状況にある子供の進学率及び中退率が改善した
場合、生涯所得の合計額が2.9兆円増え、政府財政が1.1兆円改善するとの
報告が出されています。

まさに、子供の貧困対策をいま講じることで、子供たちの夢と日本の未来を
貧困によってつぶさせないという強い意志を示すことが重要だと思います。

つまり、
子供の貧困対策の放置は、「社会の損失」であり
子供の貧困対策の推進は、「未来への投資」である。
という基本理念をもって取り組んでいる思いを、広く国民の間に共有し
時の政権のかけ声的なスローガンに終わらせない、運動の取り組みの
必要性を感じた次第です。