先日、今年の夏に科学技術政策についての中国でのセミナーにご招待をいただき
交流を深めた、中国の吉林省科学技術協会の曹軍副主席と郝鶴組織宣伝部部長が
来日されました。
吉林省として科学技術に関するシンクタンク機能を強化拡充したいとの要望があり
私の方で意見交換の機会をアレンジをいたしました(株)三菱総合研究所(MRI)
と国立研究開発法人の科学技術振興機構(JST)に一緒に訪問をいたしました。
そもそも、吉林省は自動車生産や宇宙航空産業などが盛んで、1958年11月に中華
全国自然科学専門学会連合会(長春分会)と吉林省科学技術普及協会が合併し、
132の省内の学会と10の市レベルの科学協会、217の企業科学協会、24の大学・
専門学校の科学協会、3520の農村専門技術協会らによって吉林省科学技術協会が
構成設立されている。
科学技術の発展は、国家の発展を支え、人類の進歩を促します。
それゆえに、競争と協力が共に重要な役割を果たすことになり、特に、国際的な
協調体制の構築は、今後巨額な費用のかかる地球的なプロジェクトを成功させる
ためには必要不可欠なものとなっています。
日本と中国の科学技術分野での協力が深化することで、さらなる両国の友好発展に
寄与することを心から希望するものです。