外国人技能実習生制度の取材


先日、ミャンマーから国営放送のMRTVの取材クルーが来日し、
外国人技能実習生制度について取材をするので、依頼を受け同行
いたしました。

成田空港に到着したミャンマー人実習生が出迎えを受けて、研修
センターに移動し、上陸研修を受ける。その後、各企業へと配属
されていき、各企業で実際の技能実習を行うという一連の工程を
取材するというもの。
今年、我が国で新たな技能実習制度に関する法律が成立し、それに
関係する機関は新制度に関する研究に余念がない。この新しい法律が
かつて現代の奴隷制度とまでアメリカに指摘を受けた外国人技能実習
制度の改善策になることを強く希望をします。
そうした中、ミャンマーの国営放送であるMRTVがしっかりと
この制度について取材をして、政府関係者や多くの国民に理解と
問題点を学んでもらえることは、日本にとっても大変有意義なこと
だと思います。

これまで、建築や食品加工などモノを扱う業種に限られていた技能
実習制度に、新しく「介護」という初めての対人サービス分野が解禁
となった。まだ詳細については出てきていないが、32万人の不足する
介護人材については大きな期待が寄せられてるのも事実である。
ただ、どんな立派な制度も、運用が不適切なものなら必ず失敗に終わる。
しっかとした運用がなされるように、外部の目がちゃんと機能している
ことは、この制度においては、とても重要なことだと思います。