中国四川省の成都市、峨眉山、楽山を訪問


先日、中国の四川省を訪れ、成都市ほか名所を見学する機会を得ました。
まずは、中国で四川省と言えば、日本人の大好きな三国志の劉備玄徳と
諸葛亮公明のゆかりの地、蜀の国であり、中国でも天府の国と呼ばれた
成都市は肥沃な四川盆地の中心地である。
さらに、四川省はパンダの故郷、激辛料理で有名な地でもある。


早速、成都市の「パンダ繁育研究基地」を見学した。


ここでは、実は絶滅危惧種に指定されていたパンダの保護・繁殖・生態
の研究が行われており、広大な敷地内にパンダの生息環境に近い自然を
作り出している。人気のジャイアントパンダのほか、レッサーパンダの
飼育にも取り組んでいる。
国内・海外からの観光客も多く、日本語を始め多くの言語で取り組みの
説明をしてたのが印象的でもあった。
地球環境の悪化にともない、パンダの生息する自然環境も絶滅の危惧も
叫ばれるほど大きな影響を受けてきた。
これまでパンダ外交として、中国の友好親善の証として、日本を始め
世界中にパンダは平和の象徴として人々に愛されてきた。
このパンダの絶滅の危機は、人類の平和への危機でもあるように思える。
人類の英知で、貴重な生命種と平和を守る努力を呼び掛けていきたい。