全国エリート・バーテンダー・カクテル・コンペティション


先日、第22回全国エリート・バーテンダー・カクテル・コンペティション
(E.B.C.C.)に知り合いが出場するということで、応援を兼ねて出席、
見学させて頂きました。

このE.B.C.C.は、20歳以上28歳以下の年齢のバーテンダーを対象とした
全国大会で、全国のバーテンダーの技能競技大会の登竜門として、次代を
担う若手バーテンダーの日本一を決める大会です。

嬉しいことに、この全国大会に出場を果たした知り合いの横山史承君が
見事グランプリを獲得し、28歳以下の日本一になりました。
横山君、おめでとう!



この大会の歴史は古く、大会の主催が日本バーテンダー協会(N.B.A.)と
国際バーテンダー協会(I.B.A.)という大変権威のあるもので、優勝者は
シンガポールで開催されるアジアパシフィック・カクテルコンペティション
への日本代表としての出場権も獲得する。こうして、優秀な若手にさらなる
経験と挑戦をさせる協会趣旨にとても感心しました。



最近は、バーテンダーを主人公にした漫画も描かれ、大変人気もあります。
いまや様々な形で、日本のバーテンダー文化、カクテル文化が社会に深く
根付いているのです。

社会において酒類文化とは、大人の文化でもあります。
大人の文化は、大人しか守れないもの。
しかし、担い手となる若い世代にその面白さ、奥深さを伝えるのも、また
大人しか出来ない大切な役割と責任だと思います。

ちなみに、エリート・バーテンダーに選ばれるには、調酒技術・技量だけ
ではなく、社会性・人間性も伴わなければならないという。
まさに、大人の責任が問われる「大人の役割」の部分でもあろう。