中国・重慶市への視察③(大足石窟、宝頂山石刻を訪ねて)


先日、中国重慶市の視察の際に、大変有名な大足石窟、宝頂山石刻を
見学させてもらった。


唐代末期から南宋代にかけて造られた大足石窟は、中国石窟文化晩期の代表作
でもあり、1999年に敦煌の莫高窟、雲丘石窟、龍門石窟とともに、
ユネスコの世界文化遺産に登録されています。


特に、宝頂山石刻は南宋時代1179年からおよそ70年の歳月をかけて彫られた
もので、その芸術性の高さに圧倒される。




それは、中国の三大宗教である仏教・道教・儒教の石刻がきれいに揃っている
点が最大の特徴でもある。つまり、もっとも「中国らしさ」が刻み込まれている
石刻とされています。
人類の偉大さというか、中国の大きな文化力をあらためて感じさせてもらった
視察となりました。