先日、福岡県の小川洋知事に対し、防災教本でもある砂防副読本3000冊の贈呈に出掛けて参りました。
これは、私が監事を務める特定非営利活動法人土砂災害防止広報センターが発行しているもので、昨年の九州北部豪雨災害で甚大な被害を受けた福岡県の住民を中心に防災意識向上に役立ててもらおうと、当センターの山本賢一郎理事長の発案で小川福岡県知事への贈呈が実現したものでした。
県庁での贈呈式において、山本理事長からは、
「被災地域では、今なお懸命な復旧工事が続いていますが、災害を免れたところでも、豪雨により地盤が緩んでいることがあります。(中略)
「砂防副読本」を被災地域の住民の皆様に配布して頂き、土砂災害の防災に関する
との挨拶を贈呈に際し行い、それを受ける形で、小川知事からは、
「昨年の7月に発生した九州北部豪雨災害からもう間もなく1年を迎える前に、もう一度防災の意識を住民の皆様に高めてもらう良い機会を頂きました。これから迎える福岡県の豪雨のシーズンに向け、この副読本をしっかりと活用させ、防災知識の普及に役立たせて頂きます。」
との力強い言葉を頂戴しました。
災害から大切な命を守る、こうした多くの人々の取り組みが実を結ぶことを期待します。