先日、大阪府庁を訪ね、竹内廣行大阪府副知事へ砂防副読本1000冊を寄贈させて頂きました。
本年6月に大阪府北部地震に見舞われ、その直後に発生した平成30年7月豪雨災害の被災地域でもある大阪府に防災教本として、府民へ広く活用して頂くため、NPO法人土砂災害防止広報センターとして寄贈させて頂いたものです。
山本賢一郎理事長から竹内副知事に対し、
「大阪府におかれましては、日ごろからの土砂災害防止活動にご尽力賜り、心より敬意を表します。また、6月の大阪府北部地震、さらに追い打ちをかけるかのような平成30年7月豪雨災害、さらに度重なる台風の襲来で、人的、物的な被害が多数出たことに、この場を借りてお見舞い申し上げます。
災害で被害者を出さないためには、一人ひとりの防災意識の向上と地域の警戒避難体制の確立が、最も重要となることは言うまでもありません。
大阪府では、6月の地震に加えて、度重なる豪雨で地盤への影響を大きく受けており、今後の少しの降雨や地震でも、土砂災害が発生しやすい状態といえます。
そこで、土砂災害の防災に関する基礎知識の向上、予防に役立てて頂きたく、貴府に対し1000冊を寄贈させて頂きます。」
との挨拶を行いました。
竹内副知事からは、寄贈への謝辞と防災体制の確立、府民への防災意識の向上を目指し防災教本としてしっかり活用させて頂きます旨の言葉を頂きました。
懇談の席では、これからの台風シーズン本番に向けて、防災事業の充実とともに、府
民の防災意識の向上を図るため、府担当部局と当広報センターとの連携を深め、協議を今後も続けていくこと合意したことは大変大きな成果といえるもので、山本理事長の強い指導力で進めている一連の寄贈事業の明確な成果として挙げられると思う。