先日、台風21号による災害対応に取り組む京都府庁を訪ね、
西脇隆俊京都府知事へ砂防副読本1000冊を寄贈させて頂きました。
本年7月の豪雨災害の被災地域でもあり、連続する台風による暴風雨被害が続く京都府民へ防災教本として広く活用して頂くため、NPO法人土砂災害防止広報センターとして寄贈させて頂いたものです。
山本賢一郎理事長から西脇知事に対し、
「気象情報や警戒情報は、国民に共有されているものの、その情報を具体的な避難行動に反映、実活用されているかについては、「逃げ遅れ」による多数の尊い人命が失われていることで示される結果となりました。一人ひとりの防災意識の向上と、地域の警戒避難体制の確立が最も重要になります。
そこで、土砂災害の防災に関する基礎知識の向上、予防に役立てて頂きたく、貴府に対し1000冊を寄贈させて頂きます。」
との挨拶を行いました。
西脇知事からは、寄贈への謝辞と府民への防災意識と知識の向上を目指し、防災教本としてしっかり活用させて頂きます旨の言葉を頂きました。
懇談の席では、建設省出身の知事として、様々な防災現場に立ち会われた経験を活かし
これからの台風シーズン本番に向けて、より分かりやすい避難指示を目指し、災害に
取り組んでいくことなど、防災体制に向けた力強い決意を語られたことは、今回の訪問の成果として記述しておきたい。