2019年は1月から各地の自殺対策事業に奔走です!


先日、新年早々に三重県と愛知県で開催された、地域自殺対策事業に取り組んで
参りました。

一つは、三重県庁津庁舎で開催された本年の自殺対策事業に講師として呼ばれ、
保健、医療、福祉、行政等で自殺対策に携わっている方々や教育、労働、法律
などの民間で自死問題に取り組まれている方を対象とした研修会です。
三重県の自殺対策推進センターでもある、こころの健康センターが主催された
もので、遺族支援を中心に支援者のあり方について、昨年度に引き続き講師を
引き受けたものです。


もう一つは、愛知県の平成30年度愛知県地域自殺対策強化事業費補助金事業で
ある自死遺族支援コンサートを開催して、そのコーディネーターとして、
出演アーティストのミネハハさんとのトーク・セッションを行って参りました。


どちらも、参加者から頂いたアンケートを拝見させてもらいましたが、
多くの皆さんからとても高い評価をして頂けた事は、両事業に携わった者として、
大変嬉しく思っております。
少子高齢社会を迎えている日本社会では、この自殺総合対策を真剣に取り組む
べき大変重要な課題であることを、指導的立場にある人たちは、それぞれの使命
として真剣に考えるべきだと思います。
特に、自殺予防、自殺防止、遺族支援といわれる3大対策について全体としての
総合対策がバランスの取れた取組みとして行われていくことが、とても重要なの
だと考えます。
さらに、こうした事業に携わる「支援者への支援」というのも、これから我が国
が築くべき全体に厚みのある日本型福祉社会の構築を考えるならば、必要不可欠な
視点であり、事業の継続性を求める上でとても大切な考え方だと思います。